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題 名 : 「メダルーザ」の謎(編集済)
名 前 : Dr.J
番 号 : 番号2835(→返事を投稿 / →再編集/削除

初めて書き込みます。

「宇宙戦艦ヤマト OFFICIAL FACT FILE」の最新号にて、白色彗星帝国バルゼー艦隊旗艦・メダルーザに関する記事が掲載されていました。
しかし内容的には薄く、これまでネットで公表されている程度の情報しか載せられていません。
おそらくこの艦に関しては、詳しい設定そのものが元々存在しないのでしょう。

結果として謎の多いメダルーザですが、色々推測してみると、どうもこの艦は、火炎直撃砲搭載艦の試作品だったのではないでしょうか。
装甲は厚いようですが、巨体の割に搭載火器が少なく、火炎直撃砲によるアウトレンジ砲撃と、旗艦機能に的を絞った設計になっているのも、あくまで試作品と割り切っているからだと考えると、うまく説明できるのです。

その主兵装である火炎直撃砲も、結構謎が多い。
エマーソンさんの「逆転!! 戦艦ヤマトいまだ沈まず!!」第30章において、藤堂艦長が火炎直撃砲の砲撃を見て、愕然とする場面が出てきます。
「ビームやエネルギー波をワープさせる技術など、25世紀でも存在しない。もしそんなものが有るなら、波動砲をワープさせて敵にぶつける兵器を即座に作るだろう」とのことですが、ヤマトシリーズ全編を通じて見ても、火炎直撃砲と同種の兵器は、他には出てきません。

瞬間物質移送機の本家であるガルマン・ガミラスでも、その技術は開発できなかったようですが─────もし、火炎直撃砲が発射しているのが、ビームやエネルギー波ではないとしたら、この問題を回避できるのじゃないか? そうは思いませんか?

では、火炎直撃砲が発射しているのは何なのかって? 高圧・超高温のプラズマジェット、すなわち文字通り、物理的な意味での『火炎』なのだとしたら?
これなら、ガス状とはいえれっきとした実体の有る物質なのだから、ワープさせられる可能性が有ります。
火炎直撃砲から発射されたものが、ワープさせなければごくわずかな距離を進んだだけで、あっさり拡散・消滅してしまうわけも、うまく説明できます。

ただしこの説にも難点は有って─────核融合炉の原理を知っている人なら、プラズマという物は、磁場で封じ込めることが可能なのはご存じのはず。
つまり、強力な磁気バリヤーを持っていれば、火炎直撃砲は完全に防げる可能性が有るのです。そんな欠陥の有る兵器を、わさわざ開発するでしょうか?

2010年10月10日2時7分(日)


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